みゃーみゃーと表現される名古屋弁について、詳しく丁寧に解説するサイト『名古屋弁講座』

●●●それ以外●●●

【わや】

「わや」とは状況を表す言葉で、標準語で踏んだり蹴ったり、泣きっつらに蜂のように、
悲惨な状況を表す時に使われます。
「悲惨」という意味でも間違ってはいないのですが、より深く言えば二つの悲惨な出来事が
重なった場合にこそ使う言葉です。
笑いを取るような場面で自虐的にも使えるとても便利な言葉で、これに代わる適切な標準語
のない代表的な名古屋弁です。
例えば、本人が「わやだった」と言えば共感を求める訴えとなり、聞いた相手が「わやだな」
と言えば、同情を込めた慰めになります。
この場合だと「悲惨だったよ」「悲惨だったね」ではニュアンスが違ってくるのです。

【ほかっといて】

「ほかっといて」という言葉は標準語で、「放っておいて」「捨てておいて」という二つの
意味を持っています。
放っておいての意味では、「何してるの?」に対して構ってほしくない時に「ほかっといて」
というように使います。
あるいは、「あ、犬がいるよ」「ほかっときな」という形で使われます。
捨てておいての例としては、「この袋どうする?」「そこのゴミ箱にほかっといて」という
感じで使われます。
この言葉は日常的なやりとりの中でもよく使われるため、慣れ親しんだ人がこれを使えなく
なると非常に不便になります。